各ギアの説明

「S」はスポーツで、これこそスポーティ走行に通するプログラムだ。各ギアはより高いエンジン回転まで使ってからシフトアップするプログラムになっている。アクセルペダルを床まで踏みつけた場合には、レッドゾーンの入り口までしっかりと引っ張る。この状況では「E」と数百回転しか違わないが、パーシャルスロットルでは1500.2000回転以上まで引っ張ってからシフトアップするので、パワフルな走行が可能になる。また、キックダウンもしやすくなっている。「E」はエコノミーで、燃費のよいシフトプログラムが組まれている。つまり心地よい走行性を保ちながら、早めのシフトァップでエンジン回転を低く抑えている。「S」や「M」のプログラムを選んでいても、一度エンジンを切って再始動したときには、自動的に「E」プログラムに戻る機構になっている。これは「E」がいわゆるスタンダードなプログラムで、戻し忘れを防止するためだ。

電子ソフト制御回路が故障すると3シリーズではインストルメントパネルに鉾マークが、5,7シリーズではチェックコントロール装置に「TRANSPROGRAM」と表示される。これは本当にこの回路が壊れた場合でなくても、使い方の異常や別の故障で変な電流が流れたときにもトランスミッションを守るためにこの表示が出る。そのときには一度エンジンを切って7秒から10秒待ってから再始動すると回復させることができる。もし、回復しなくてもクルマは前進でも後退でも動かすことができる。ただし、前進ではセレクターがD、3,2,1のどこにあっても3速ホールドになっているので、緩慢な加速しかできないので注意が必要だ。また、EHトランスミッションはエンジンを制御しているDMEと連動して、シフトアップのときには一瞬パワーを絞るというワザを使っている。これによって連続した力強いそしてスムーズな加速を実現している。 ←こちらでのサイトではいろいろな情報を取り揃えております。

DW030_L